寒いと言ってもさすが花の国。チューリップは真冬でも売られています。 |
家の中も暖かだし・・・・一番うれしいのはお風呂から出ても寒くない事。タオルが冷たくない。髪を洗っても頭が冷たくならない・・・・・
そんなセントラルヒーティング完備のロンドンの住宅ではありますが、それ以外は日本のテクノロジーの足元にも及びません。ウォシュレットなんて論外。
それでも、このスローな暮らしに慣れてくると昔の日本だってそうだったように、不便さを楽しむ気持ちが出てくるのが不思議です。
先日は夜、突然停電。お風呂に入って、のんびり歯磨きなどをしていたのですがパワーが落ちてしばらく待っていましたが日本のようにすぐに戻ってこない・・・・仕方がないのでキャンドルを持ってきて真っ暗な中、外を見ると通りが全てパワーオフ・・・バックルームに行って次の通りを見ても全ての家の電気がついていない・・・・表の部屋から角を曲がった違う通りを見ても真っ暗・・・・
どうやら付近一帯が真っ暗・・・・友人もまったく騒がず驚かずキャンドルを沢山持ち出してバスルームに沢山のキャンドルを点けてくれた。あらら。。これっていいものです。忘れていました。疲れた夜に電気を消してキャンドルだけの灯りで泡風呂に浸かれば、嫌な事も忘れられる・・・・・しばし、ろうそくの明かりだけでゆっくりお風呂に浸かった晩でした。終わってリビングルーム(イギリスではシイッティングルームといいます)に行くとこれまた素敵な光景が・・・・暖炉の上、テーブルの上、床。沢山のろうそくが灯されていてなんともいえない暖かな色と暗闇が微妙に調和して本当にリラックスできる空間に。
こんな、大昔の人なら普通だった夜の生活。灯りと言えばろうそくだけのそんなスローなのんびりした時間が取り戻せてちょっとうれしい夜でした。一日中停電なんて普通なロンドンの人たち。朝になっても電気がなかったらどうしよう・・・なんて、心配しそうだったけれど、もしそうならそのように・・・と、こんなあきらめも簡単に出来てしまう生活。それがロンドン。
さて、写真がないので今回は前に行ったときのものを探して貼り付けましょう。ロンドンと言えばスコーン!!私の大好きな朝食メニューの一つ。美味しくて安いスコーンは何処でも売られていて簡単に手に入るので、なかなか自分で焼かないのですが滞在中は必ず一回は焼きます。そして食べるときはもちろんクロッテドクリームをたぁぁっぷリ載せて。
そして寒い夜には温かいスープがうれしい。残ったら翌日のお昼にも温めなおしていただける・・・・そう、ミネストローネ。イギリスにあるバースニップと呼ばれる根菜類の仲間。白い人参みたいな見た目で、でも甘くて煮るとほっこり。スライスして、自家製クリスプにして食べるのがお勧め。
後ろからリーク、人参、パースニップ、そしてキャベツ。 |
あとは、リークという、葱。日本の葱よりもしっかりしまっていてそのまま小口切りにして”薬味”と言うわけには行かないけれど煮たり焼いたりいためたりすると、あま~~くなる、魔法のような葱。もちろん香りは日本の葱に負けないし味も◎。
このときはパックのトマトと、チェリートマト両方を使って作ったみたいですね。(本人は忘れていますが写真は語っています。笑)
塊のパルメザンチーズをたっぷりとすりおろしてガーリックブレッドと食べれば美味しくて経済的な家庭スープのできあがり。
あ~~早くまた食べたい!
最後に私達の素敵な優雅な気品をたたえる友人。。。いつも真っ黒なドレスを着て突然やってくる、近所の猫ちゃん。
そしてオドロキは真っ黒な猫の多い事と言ったら。ロンドンでは黒猫は日本とは違い幸運のシンボルなんです。この近辺だけでも確認しただけでも5匹の黒猫が半径1km内にいます。びっくり!!
ということで、今日はここまで・・・
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