ページビューの合計

2011年2月23日水曜日

お雛様を出しました

今年は節分の豆まきと恵方巻きの”黙ってもぐもぐ食べ”(勝手に名前をつけました。しゃべらずに恵方巻きを、切らずに丸ごと一本食べるって、結構笑えますよね)イベントをし損なってしまった。日本にある季節ごとのイベントは面倒だけれど日本文化を見直す良い機会だし、海外の友人たちにも喜ばれるブログ作成に一役買ってくれている。
と言う事で、次のイベントはひな祭り。娘が生まれてからは毎年必ずお納戸から出すのは、立春を過ぎた最初の大安の日と、これまた勝手に決めてそうしていた。必ずとはいえないけれどなるべく早く出してお雛様を長い時間飾っておきたいから。


今年は、昨日やっと出した。我が家のお雛様は5人飾り。段もたったの二段で、女一人でもそう難しくない仕事。おかげで毎年出せる。田舎暮らしゆえ娘と同い年を持つお宅などは、昔、流行った7段飾りの家も少なくない。こうなると一人では無理。家中総出の大イベントとなる。子供が小さいうちは親も祖父母なども混ざって大騒ぎで出したらしいけれど年々面倒になって子供も大きくなると仕舞いっぱなしの家もざらにある。田舎の大きな家では仕舞う場所があることもいいのか悪いのか・・・・・何年も暗いところに仕舞われいるお雛様にしたらいい迷惑・・・・かもしれない。

私も、ここ数年は面倒と思うこともあって、仮に大安の日が寒くて雪などが振っていたりすると翌日・・・とかまた其の先・・・となる。けれども、お雛様がお出ましになった和室は一度に華やかになり、気持ちまでもがうれしくなる。寒い冬が終わると思えばなおさらうれしく、飾るのはそう、億劫がってもいられない。

このお雛様を出すと言う大仕事は自分に課する自戒としても、娘の健康と幸せを願うからこそ、やらなくてはいけない仕事なのです。やれやれ。

そして、お出ましになっていただいたからには何かおもてなしをしないと・・・と、これまた自分の尻を叩き、当日はもちろんの事、八日節句まで祝い、そうしてお篭りなっていただくのが私の流儀である。またこの時期になると店先に並ぶかわいらしい雛菓子を買わずにはいられない。安い駄菓子の雛あられは、娘が小さいときの大好物だった。其のほかにも御干菓子の落雁や飴細工など、選ぶのもまた楽しいものである。
そして、毎年節句の日に作る寿司とケーキ。今年はどんなものを作ろうかと今から悩むのも楽しみの一つ。

83歳になる母の50年来の趣味である俳画を玄関に掛け、掛け軸は床の間に。昔、自分で作ったパッチワークお雛様も飾られました。









後はお花を飾って、、、、

これは去年作った雛カップケーキ

たいの押し寿司、パンチェッタとルコラの西洋手毬寿司。そして、サーモン、アボガドディップの巻き寿司

昨年は友人を招いたのでハムのオンクロエテも作りました。

クリームチーズとクレムフレッシュをミックスしてアイシングにしました。庭から取ってきたミントの葉を飾って、ラズベリーは日本では冷凍しかないのが悲しいですね。

これは一昨年前の巻き寿司。寿司飯に紫を混ぜてほんのりピンクの寿司飯にしました。
  
これは、チョコレートバナナケーキ。

そしてこれは、私のお雛様。かれこれ30年も前に買ってもらったもの。
ここ数年間のひな祭りの写真ですが、お雛様を出すときにいつも思うことは、月日の流れのあまりの速さ。一年に一度のことだから余計に感じるのでしょうけれど、これが永遠でない事だけは確かな事実。出来るときは楽しみながらそしてちょっぴり歳を取っていく悲しさを感じさせられながら、今年は何を作りましょうか・・・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿