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2011年2月23日水曜日

ロンドン便り。チャバタブレッドとバスマチライス

実はまだ今回のロンドンの写真がアップできない。チップを挿入すれば簡単にアップできるはずのカードリーダーが起動されない。このパソコンもかれこれ10年。そろそろソフトウエアが追いついていかないのかもしれない。カメラも然り。

いつも曇りがちなロンドン、沢山の雲の間から時折こんな屈折した光が覗く。
日本には、まだ使えるのに新製品を買い求める人が沢山いる、にも拘らずどれだけパソコンを利用しているか。私の従兄弟などは買ったきりカバーがかかったままだ。
さて、、、そんなことを嘆いても仕方がないので、前のロンドン写真でもアップして・・・

私は日本の白い御飯、お味噌汁、ラーメンなどの日本食が要らない。というか、まったく食べたくならない。よく、海外旅行や、在住の人が日本食を恋しがるけれども、3ヶ月いても食べたくなる事がない。日本にいても同じ事。炊飯器はあってもほとんど使わない。
美味しいパンと、少しのチーズ。クラッカーやオーツ、たまにパスタで、オッケイなのだ。
子供のときからこの嗜好が変わっていない。今は添加物の問題もあるのでなるべく手作りを心がけるけれど、ロンドンでは手作りの美味しいパンが山のように売られていてどれを食べてもおいしい。

日本ではあまり見かけないこの、チャバタブレッドも、前菜として軽いスナックとして、よく食べる。ブルシュケッタと、日本でよく言われているイタリアンレストランで供されるものも本来はチャバタ。でも、日本ではバゲットがほとんど。これはオリーブ入りのチャバタ。

簡単にチーズだけでも充分美味しい。そして、チーズの数の多さ・・・ベストコンビネーションを探すのはまだまだ時間がかかりそう・・・
ゴートチーズも、日本では高くて買えないし手に入らないけれどロンドンのスーパーには何処にでも色々な種類があってしかもお手ごろ。 ゴートチーズはかなり癖のある山羊の乳から出来ているチーズ。私も始めは馴染めなかったけれど、軽く炙って焦げ目をつけてパンと食べれば、美味しい御馳走。ここにキャラメライズドオニオンや、チャツネ、グリルしたパプリカやズッキーニ、マッシュルームなどなど。美味しい食べ方は無限大。


ゴートチーズを載せトーストしたチャバタにグリルした赤玉ねぎ、パプリカ、マッシュルームなどを載せて。私の大好きなルコラをガーニッシュに。

プレーンなチャバタにタプナードを塗っても、美味しい。

もちろんスモークサーモンとクリームチーズもマル!

そして夏、トマトの旬時期にはモッツアレッラの上にバジルでトスした生のトマト。バルサミコ。
チャバタのかりかりっとした軽い食感にゴートチーズの、独特な香りと甘くなった野菜が本当にチーズ苦手な私をとりこにしたのだから。
さて、次は細長い米、バスマチライス。日本のお米とは味も香りも食感も全て違う。日本の白米が大好きな人には物足りないかもしれないけれど私はこの、バスマチライスは大好き。

大きなツナをステーキに(豪華!)これはイギリスの家族の大好物。カレーパウダーとクミンやコリアンダー、カルダモンなどで香りをつけたバスマチを添えて。
まったく粘りのないさらさらっとした食感と独自の香り。味の濃いメインのガーニッシュとして、そのままでも、ちょっといため御飯みたいにしてメインにしてもどちらでも美味しい。バターを落としてちょっとリッチな味わいもまた美味しい。
鳥のから揚げ風とバターパセリバスマチ。

鮭のおいしさもびっくり。照り焼き風鮭と醤油とガーリックで味をつけたバスマチ。

チリコーンカーンとだって、相性がいい。
よく、イギリスって美味しいものがまったくないと思われているけれど、まったくそんなことはない。私にしてみれば食品の宝庫。ヨーロッパ各地から輸入されてくるありとあらゆる食材と、他民族のロンドンゆえ、アフリカ、西ヨーロッパ、インド、中東などなど。各国のレストランも目白押し。 そう、ロンドンはまさに世界の味が楽しめる都市だ。東京よりもワールドワイドと言いきれる。ただし、もちろん、ピンからキリまで。

さてさて、食べ物の話は尽きないけれど、お菓子にいたってもまさに同じ。ロンドンと日本の往復生活を始めてから私の食に対する好奇心はまさに青天井・・なのだ。

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