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2011年4月7日木曜日

愛猫の一周忌にあたって

震災の後、気持ちもすっかり沈んでいたけれど、被災地の方の前向きな気持ち、被災にあってもなお、自粛をせずに普通の生活をしていただきたいと訴える方がいて、それが彼らへの一番の支援になると聞き、桜の頼りもちらほら。そんな気持ちになって、自分の出来る今までどおりの生活をする事も大切なんだと実感。

昨日がちょうど、かわいがっていた猫の一周忌だった。


昨年のこの日、あっけなく何の前触れもなく逝ってしまった猫を思い、猫のカップケーキを作ってみた。



突然の悲しみの後、なかなか立ち直れなかったけれど時間の経過と共に悲しみもずいぶん楽になってきて愛猫を思って涙することも減ってきた。こんなことで気持ちを紛らわしてなおかつ、思い出に浸り、そして、復興の手伝いにと今までの自分の生活に戻ろうと久しぶりに明るい気持ちでケーキを焼いた。



カップケーキは従兄弟の子供に持って行ってあげた。この春から年長さんになる長男と、二歳の妹。私の味見役さんたち。

夕食にはこんなかわいいハンバーグを作ってみた。かわいかった猫を思い出しながら。



家で、肉をプロセッサーにかけて作るハンバーグはやっぱり美味しい。人参のグラッセと、ゆでたアスパラ、そしてピーマンで、目と口を飾った。


すっかり成人してしまった娘だけれどこんな母親の作ったハンバーグを美味しいと、また、ハンバーガースタイルにして食べて美味しいといいながら、愛猫の話、震災の話に花が咲いた。手作りハンバーガーは矢張り美味しい。彼女の好きなレッドチェダーチーズをもちろん入れて。



食事の出来る事に感謝。また、自分の作りたい物が作れるという普通の生活が出来る事に感謝。
被災地の方々は、まだ普通の生活に戻る事は先になるだろうけれど、一日も早く其の日が来る事を願って止まない。そして当たり前の生活、それが出来る事に本当にありがたいという気持ちを忘れず、日々過ごそうとしみじみ・・・・・・

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