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2013年3月29日金曜日

イースター

復活祭。毎年春、春分の日の後の満月を終えた最初の日曜日。イースターサンデーと言われる春の祝日。

日本ではなじみのないこの春の行事は、長い冬を過ごした欧米の、特に宗教を信仰している人たちには特別な週末らしい。

欧米であっても信仰のない方は、ただ、土日を挟んで少し長めの休みが取れるので、日本のゴールデンウィークのように、遠出をする人も多い。

私はカトリック信者でも、敬虔な信仰者でもない。なので、この、行事に関してはイギリスに、ご縁ができてから知ったもので、しかも毎年、その日が、決まっていなく、
春分の日が終わって最初の満月が過ぎた最初の日曜日・・・・と、かなり、ややこしいのだ。

そして、その日を境に、イギリスは夏時間になる。

それは、さておき。。。。。イースターが近づくと、あたりもようやく春めいてきて、気持ちもなんだかウキウキしてくる。(今年は50年ぶりの寒い3月だったそうで、まだ、氷点下の日もあったりで、イギリスからはもう嫌になったと、毎日ボヤキのメールが送られてくる。)
それでも、イースターエッグが、あちこちの店先にディスプレイされ、兎の形のお菓子や、チョコレートが並びはじめると、コートを着ていても気分は”春”になるのだ。
実のところ2月にはもう、兎のチョコレートがならびはじめていて、私もびっくりした。
クリスマスが終われば、イースターの準備なのだ。はやる気持ちもわかるけれどなんだか駆け足過ぎまいか?イギリスに限らず、日本でも言えることだが・・・

イースターのシンボル卵と、兎。卵にちなんで、ひよこも登場する。なぜ卵と兎なのかは、ご興味のある方は、ネットなどで調べられますから、ここでうんちくはやめておきましょう。

ということで、まったくキリスト信者でもないのに、イースターを前に、卵で、面白いものを作りました。
ママ~~、ママ~~!!どこぉ~~???
 
もちろん食べられます。揚げ麺は市販のものを使いました。ゆで卵を作って飾り切りをした後、黄身だけを、白身を壊さないようにそっと、取出し、あらかじめゆでておいたジャガイモと混ぜます。ラッキョウのピクルスを今回は細かく刻んで入れ、少しのマヨネーズ、ディジョンマスタード、しお、胡椒で味を調えて、丸いひよこをイメージして、白身に入るくらいの大きさに丸め、白身で包み、黒ゴマが、目。人参をゆでたものでくちばしを作ってひよこにしてみました。

小さい子供がいれば大喜びだけれど、大きくなった娘は、半分あきれていました。(笑)

お菓子も、イースターならではのものがたくさんありますが、また次回にしましょう。


啐啄同時に生まれたわけではありませんが、命の素晴らしさ、また、親子愛を考えるイースターでもあります。

2013年3月16日土曜日

ショートブレッドな日々

もともと、粉物が大好きな私。イギリスのショートブッレドは、まさに小麦粉代表・・と言える。いろいろなシェフや料理研究家、カフェ毎に、さまざまなおいしいショートブレッドが日々追及されている。レシピもたくさんある。

チョコレートを載せるときは生地の砂糖を控えてみました。
私も追及するその一人。日本はバターが高騰して、あまり頻繁には焼かなくなってしまった。でも、やっぱり時々無性に食べたくなる。

イギリスの代表のお土産でもあるけれど、買ったことはない・・・


プレーンなショートブレッド、バターの香りのみでいただきます。

国産レモンの皮をすりおろして混ぜ込みました。
レモンの香りもショートブレッドによく合います。
さて、今回イギリス滞在中に、テレビ番組でザ・グレートブリティシュ・ケーキオフという番組の進行役マリー・ベリーという、お菓子の第一人者ともいえるイギリスの女性が、雑誌の中で紹介してくれた、パーフェクトショートブレッド・・・

フレッシュでおいしいバターをふんだんに使い、家じゅうが幸せな香りに包まれる。

それをもう少しあっさり作ってみようと、日本に戻ってから試験。コーンフラワーの代わりに、米粉を使う。

今がまさに旬の、デコポンの皮をマーマレードにしてそれをチョコレートの中に加え、チョコレートショートブレッドも、試す。イギリスのキャラメルショートブレッドはこのチョコとショートブレッドの間にさらに、リッチなキャラメルが挟まれる。
それはそれは甘いけれどもおいしいお菓子なのだ。
それはまたの機会に・・・・
デコポンの皮のマーマレードは本当にいい香りで大好きです。

ナッツの乗ったのは自分用!ないのが娘用!ケンカしないように仲良く分けました(笑)

そのデコポンのオレンジの香りとチョコレートの相性がそれこそパーフェクトで、娘は太る・・・・と、気にしながらも、忙しい朝仕事に出かける寸前にも口に放り込んでいく。

マーマレードがあまり好きでない娘もチョコとオレンジの香りの組み合わせはとても気に入ったようです。
チョコレートとオレンジの組み合わせは私のお気に入りに組み合わせの一つ。そして少しクラッシュナッツを載せる・・・・

日本のバターは高いけれど、寒いときは体もエネルギーが必要。だから特別、ということで、そろそろあたたかくなり始めた日本。しばらくこのお菓子はお休みになりそうです。

2013年3月9日土曜日

ロンドン、カフェとベーキングの日々

ロンドン滞在中はなんといってもお菓子を焼くことが多いし、材料の質の良さもさることながら、値段も日本に比べたら物価の高いロンドンでも手ごろな値段で用意ができる。小麦粉、砂糖、バターに卵。なんといってもバターの美味しさと値段の安さが、ケーキ好きな私をうずうずさせる。

もちろんカフェや、ベーカリーに行けば、安くて美味しいパンやケーキは毎日食べても食べきれない。
美味しいクロワッサンがワンパウンド以下で買えるのもうれしい。

今回初めて入った新しいカフェ、”caffe fratelli"は、イタリアの香り。

友人たちも大好きなレモンバターケーキは超簡単なのにびっくりなおいしさ。

東京にもある”PAUL"は、パリの香り。この、濃~いチョコレートは覚悟していただかないとおなかがびっくりなボリュームです。

チェリータート。クリームをたっぷりかけて食べるのがイギリス式。

製菓用のチョコレートも安くて品質のいいものが手に入ります。

チョコレートケーキにはラズベリーを載せてクリームをかけて・・・・週末の贅沢です。

Gail`s bekely cafe.最近ロンドンのあちこちにできてきました。赤い帆布が目印。クランブルマフィンはさっくりしっとり病み付きになるおいしいさ。

これは、トラックルタート、と呼ばれているお菓子。糖蜜を入れて作ります。

Le Pain Quotidien という名前のカフエ、ここも私のお気に入りの一つ。今日はかわいい店員さんに勧められてオレンジとチョコレートのタートを、チョイス!

レモンアイシングケーキ、これも簡単だけれどおいしい、マイレシピケーキ!

イギリスのお菓子の代表の一つ、Bakewell tart ベイクウエルタート。アーモンドの香りとジャムの美味しさが中身に詰まった甘さ控えめのお菓子。

イチゴジャムが伝統だけれど今回は私の好きなアプリコットジャムを入れました。

キャロットケーキ。クリームチーズフロスティングの上にヒマワリの種を載せてみました。

私のフロスティングは、オリジナル。クリームチーズ、バター、クレムフレッシュを混ぜて作ります。イスラエル人の友人も大好きな私のキャロットケーキ。

ハムステッドにある、メゾンブラン(Maison Blanc)という、カフェにて。かわいいケーキがたくさん!

こちらもイギリスの代表。ショートブレッド。おいしいバターがある国ならではのリッチなお菓子。

コーンフラワーを、使うのですが、私は米粉で作ります。
さて、今回は冬で雪も多かったので、ベーキングを楽しみ、次回はいよいよディプロマ獲得に挑戦しようと思っている。