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2012年2月11日土曜日

もろこしもち。

生まれて初めて見たこのおもち。前回の黍餅に次ぐ第二弾!
時々行く、ローカルな農協のスーパー。農家の直送品や、農家の主婦の手作り食品などが買える。先日食べた黍餅がおいしかったのでまた、あれば・・・・と思って訪ねた。

残念・・・・・今回は売り切れ・・・・もしくはこの日の仕入れはなかったのか、それとも農家の主婦たちが作らなかったのか・・・・ともあれ、黍餅の代わりに、”もろこしもち”というのがあった。
五穀米のような色。

もろこしもち・・・・・トウモロコシの粉?とか思いながら、材料を見ると、もろこし、もち米、片栗粉、とあるだけ・・・・

文字がぶれてしまいました。材料名をアップしたかったのですが・・・・・
もろこし??ってなんだろう。。。でも、黍餅がおいしかったし、雑穀もちには違いがないだろうと、味見したくて、興味も津々。
色を見るときれいな紫色。でも材料がもろこし・・・とあれば食べてみないわけにはいかない。

早速、家に戻って母に見せた。母は、なんと懐かしい・・・・と開口一番。昔子供のときにはたくさん食べた。という。家で搗いて、もろこしもちにはあんこを入れるのが、常だったそう、そうか。。。じゃあ、あんこ…つまりお汁粉で食べればいいのね?というと、そうではなく、大福のようにたっぷりの餡を入れて食べたという。ふむふむ、なんだかおいしそう。

とりあえず、きなこもちにしてみる。。。。わ!おいしい!黍餅と同様、さっぱり伸びないお餅。粘りのあるお餅が嫌いな私には黍餅同様、このもろこしもちも、大変おいしい。

母も懐かしがって二人でおいしくいただきました。
もろこし・・・もやはり雑穀の一種だそうで、黍、同様健康この上ないお餅。玄米餅、黍餅、そして、もろこしもちと、雑穀崇拝はとどまることを知りません。

白米もおいしいのだろうけれど私はやはり、雑穀が大好き。
けれども、母のためにも白米の食事もずいぶん増えました。先日は牡蠣ごはんを作りました。ふっくらと柔らかい牡蠣が、あっさりほんのり炊き込み風のご飯とよく合って、久しぶりにおいしい炊き込み風ご飯を頂きました。正直。。。私炊き込みご飯はものすごく苦手・・・何がって、あの、炊飯器から出る炊いているときのにおいがだめなのです。だから母が来る前は、炊き込みご飯などは、ほとんど作ったことがありませんでした。



そして、叔母からもらった手作りこんにゃく。この辺りはこんにゃく栽培生産が盛んで、農家の主婦は手作りのこんにゃくを作るのがとても上手。さしておいしいものでもないこんにゃくではありますが、今日はこんにゃく、えのき、しらす干しのさっと煮。
大蒜醤油で味を付けました。



誰も住んでいない母の家の庭には、三つ葉がたっぷりと生えています。一日おきにチェックを兼ねて母の家を見に行ったついでに三つ葉・・・また、とってきました。

三つ葉をたっぷり添えた牡蠣ごはん、そしてはんぺんと手毬麩の、お吸い物で春らしく、しかし、牡蠣の時期、冬の名残を感じながらの夕食でした。手作りこんにゃくもやはり冬が旬と言えるのではないでしょうか。



こちらは、先日思いついて作ったしゃぶしゃぶ用豚肉の韓国のりはさみミルフィーユ風。

薄切り豚しゃぶ用の肉の間に韓国のりを挟んで米粉を付けて焼きました。味付けはお好みで。私はもちろん大蒜醤油、ちょっぴりの酒とみりんで味を付けました。



切るときれいな層になっていて、楽しい一品でした。



若い娘はやはりこういう食事が好きなようです。

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