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2012年5月5日土曜日

豆腐ホイップドクリームのイチゴケーキ。

母の具合が悪いけれど、自分の気持ちの昇華も必要。心配ばかりしていても始まらないし、母のそばにいると変に涙などが出てきてしまいそうでなるべくそばにいないためにも一人キッチンにこもるのがいい。
連休前にあまりに痛がるので予定外で外来に行って、薬を処方されたのだがその薬が母には強すぎて逆効果。副作用のせいで嘔吐がとまらない。このままでは体力がなくなってしまうのではと、心配し、連休中当直の違う医師に相談し、とりあえず中止した。痛みの波が今は引いたらしくMSコンチンも休んだとたん食欲も元気さも戻った。やれやれ。そんななか・・・・・・

ナチュラルフード講座の実習を。
今回は豆腐でホィップクリームを作りケーキに使うというもの。



テキストを見た限りではどうしても想像できない。そして何より時間がかかりそうだ。
豆腐をゆでて二時間水切り。そのあとフードプロセッサーで、クリーム状にしたら、冷蔵庫で冷やして2,3時間。その後また、撹拌してはれて、クリームになるという。そこでやっとケーキにデコレーションしてそれをまた冷やしてやっといただける。



何とも気の遠くなりそうな道のりである。それでも、ここのところの嫌なことをしばし忘れるよい機会。長時間の集中は私にとってのメディシンなのだから。

近所の農産物直売所で露地物のイチゴを、購入。暮れから春早いころに出回るハウスものと違って、甘さは少ないけれど子供のころ食べたほんのり酸っぱいイチゴがやはりおいしい。



形も不揃いでなんともかわいい。
日本の果物はなんでもそうだけれど形がきれいにそろって、できるだけ大きく甘くそして高く売れるもが、店頭に並ぶ。おおき~いぃ!あまぁ~ぃ!たかぁ~ぃ!これは海外の人が日本の果物を見て叫ぶ形容詞の御三家。(笑)

さてさて、どんなクリームになるのか、興味津々。味見も待ち遠しい。

世の中にはクリームが食べたくてもアレルギーや健康上の理由で食べられない人がたくさんいるし、また、マイクロビオテクスなる、菜食主義の方用のいわば、な~んちゃってクリームなのだ。

またまたイギリスの話で恐縮ですが、アフタヌーンティに付随する多くのお菓子がイギリスにはあります。そのほとんどは家庭で楽しむ場合には主婦や女性が手作りしたもので、楽しみます。見た目も大切かもしれませんがいかにも作りました感のある、素朴なお菓子が私は好きです。そういう意味でも今回の実習はかなり上級者でないと作れなそうな完璧な見た目。
日本人の多くがそうであるように、その通りに作ろうとする人が、たくさんいることでしょう。でも、楽しく作っておいしく食べる。これがお菓子の神髄。

なので、今回のこの時間のかかる豆腐クリームはなかなか自分のカテゴリーに組み込むのは難しい。
この、ヘルシーケーキは体重管理をもし厳しく強いられたら、また作ることにしよう。

味?イチゴがおいしかったせいか(笑)いいえ、実は少しずるをしまして、スポンジをいつも通りのバターと卵を使うやり方で焼きました(笑)



庭で、大きくなり始めたミントを飾って、見た目は普通のイチゴのホールケーキが、できました。よく冷やしていただくと豆腐臭さがなくてなかなかおいしいケーキでした。自己流でレモンの皮のすりおろしも加えました。
それにしてもびっくり。目からうろこの豆腐クリーム。メープルシロップ、甜菜糖シロップを加えるために見た目が少し茶色になるのですが、そこはご愛嬌。ここを白く仕上げる方法を考えたら、イギリスでもモテモテになることでしょう。
 
健康ブームは今や世界に広がりつつあります。次回イギリスに行ったらこのクリームを使いケーキを作って友人をびっくりさせましょう。当面いつになるのかわかりませんが・・・・・

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