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2012年5月28日月曜日

気持ちを新たに、自分を取り戻して

気持ちのいい午後です。
ドラマのような一コマを先週、経験した後、母もすでに気が付いて、しっかり現実を受け止めています。母は賢い女性ですし、死生観がしっかりした人なので、ひどい混乱もなく新しいホスピスへの面談も済み、新しい主治医とも、打ち解けた話し合いが済みました。母がこれだけしっかりしているのですから私たちが取り乱すわけにはいきません。
緩和治療のスペシャリストたちの理解ある面談で、私たちも今後の方針が少し見えてきました。
母の意思を尊重することがまず第一。

先生は入院を勧めましたが、もう少し頑張るからと、外来で見ていただくことになりました。新しい薬も今のところひどい副作用もなく、痛みも和らいでいるようで、先週末は割と気分よさそうな母でした。

家の中に痛みを持った辛そうな、母が見えないだけで気持ちもずいぶん楽になった自分もいます。
どうか、この薬が長く母に効きますようにと、祈るばかりです。

自分の気持ちも落ち着いたところでまた、キッチンに、こもることができました。
マクロビスィーツの、試作をしました。
勉強したレシピに、今まで自分で試作していたおからを使うお菓子を実践してみました。

おからはそのまま保存すると足が速くて傷みやすいので、私はいつも、しっかり乾煎りをしてから密閉容器に入れて野菜室で保存します。作り方は、何もしかないフライパンにおからを入れて、ひたすら乾煎りをして乾燥させるだけ。
しっとりと重みのあるおからが、ぱらぱらと乾燥して軽い状態になるまで気長に炒ります。

焦がさないように気を付けて少し香ばしい香りがするまで、まるで、乾燥パン粉のようになるまで、炒ります。
これをお菓子に使います。もちろん料理にも。
重量が軽くなるので加える量が多くなりがちですが、その辺も塩梅を見ながら、好みの量でお菓子つくりをするといいと思います。

マクロビスィーツ学習で習った、マフィン。今までもおからのマフィンは自分のなかに、レシピとしてありましたが、この学習のおかげで、卵もバターも使わない健康マフィンが作れました。甘く煮た黒豆を載せておいしいマフィンが焼けました。



豆乳スコーンにもおからを加えて、より腹持ちの良い、そして低カロリーなスコーンも焼けました。


先日の手作りイチゴジャムと、クレムフレッシュ(これはちょっと高カロリーですが、そこは自分への甘やかしで許されるでしょう。笑)クレムフレッシュは、家族の好物ですし、あっさりスィーツに少しのリッチなクリームもまた、いいものです。

週末は、こんなベーキングタイムで自分をリセット。そして、あのリンゴとシナモンのケーキもまた焼いて、お菓子屋さんのようです。(誰が食べるの?)



ちょうど、母の妹(私の叔母といとこが)日曜日に母に会いに来てくれましたのでお天気もいいし、外でイギリスのアフタヌーンティのごとく、新鮮な空気とさわやかな風、そして、お茶とおしゃべりを満喫できました。


左から母、娘、叔母、そして母から見たら姪になる、私のいとこ。
 ナチュラルフード講座の認定証も届きました。終了!イエイ!

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