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2012年5月3日木曜日

皐月、山椒の佃煮初挑戦。大学病院考。

母の具合があまり良くない。せっかく杖でうまく歩けるようになって暖かくなったら外で散歩ができるまでになるかもと、主治医の先生やリハビリの先生に勇気をもらったばかり。

腫瘍の定期検査を行う二・三日前から腰の痛みと力が入らないことを、訴えるようになってきた。痛みは数日前からあって主治医の先生が痛み止めをくださったがあまり効かない。

腫瘍の定期検査の後のことは、前回のブログに記したとおり。大学病院のみの外来に切り替えることにして、次回の予約は少し先だったのだけれど、何か不都合な症状があればいつでもどうぞという、親切な申し出に甘えて、昨日予約外ではあったが、あまりに急激な腰の悪化に、診察をお願いした。
とにかく歩くのが難義そうで、動くのが辛そうである。本人いわく、座ったり寝たり動かなければ大丈夫。何ともないのだが、動こうと思っても思うように体が動かせないという。何とかトイレには自分で行くがその遅くなった歩き方を見たら、やはり普通でない。

連休の谷間とあって、大学病院内は狂喜の沙汰。車いすが、まず、ない。車から母を下すまでに10分くらい待たないといけなかった。ボランティアの方が車椅子を探してきてくださり、何とか母を病院の中に。今度は駐車場が大変なことに。待つこと30分以上。やっと車を離れ、急いで外来病棟へ。そこもまた、どこに身を置いたらいいのかわからないほどの混雑。
この時点で私は本当にくたくたである。朝から予約外の連絡、そして、快諾してくださった病院へ11時までに入らないといけない。予定外の外出に朝からバタバタして、おまけにこの混雑。前に待合室で、あるご夫婦が私に、「ここの大学病院は元気な人じゃあなけりゃあ、こられねぇんだ」って、笑い話みたいなことを話してくれたけれど、まったくその通り。

予約外にもかかわらず、母は12時前には診察も済んで、ありがたかった。でも、10時が予約なのにもかかわらず、この時点でまだ、名前を呼ばれていないと受付に聞いている患者さんもいたりで、本当にこの国の長寿は、どれだけ意味があるのか?という、疑問に包まれてしまった。

母の主治医は、母には聞こえなかったことを願うが、私に、モルヒネを処方しますからと、淡々と述べる。そのほかにも飲まないといけない薬の説明をする。母には、聞こえていたか、否か、は、わからないが、強い薬を飲むの?と私に聞くので、骨粗しょう症だし、痛みが取れるなら我慢しようね。痛みが取れるほうがいいでしょう?と聞くと、そうだね・・・・と。

戻ってから、薬局へ薬をもらいに、、、薬剤師の方も親切に励ましてくださった。副作用のことなども踏まえ、くたくただったにもかかわらず昨晩は母が起きる音がするたびに目が覚めた。母は気丈なので一人で起きてトイレに行くからと、寝る前に私に言い、何かあったら叫ぶからって。

毎晩母が起きて部屋のふすまを開け、杖を突きながらトイレに入る音で、脳が起きる。そしてまた杖を突いて部屋に戻った気配を感じて脳が、休みに戻る…という、繰り返し。日に日に杖を突く音が大きく元気になってきていて、規則正しく割と早く音がしていたのに・・・・・

ここ数日は本当にその音が遅く弱弱しく、そしてトイレから出るのも時間がかかる。便座に座ったり立ち上がったりが相当大変という。

それでも昨晩初めて服用したモルヒネのおかげか、休んでいる間もうなったり、ため息をついたりしていたのが、割合静かだった。熟睡できたのかもしれない。それから気分をやわらげてくれる薬ももらいそのおかげか、今朝は心なしか、明るくて気分がよさそうだ。痛みは?と聞くと前ほど痛くないという。ただ、力が入らないという。今まで炬燵のテーブルのところに座って本を読んだりものを書いたりしていたが今朝はどうにも床に座れそうにないという。

即席のソファを用意して、飾り机をしつらえる。コーヒーくらいは飲めそうだ。

今日はこれから家の中でも押して移動できる手押し車を見つけに行こう。イギリスのママのようにインディビジュアルソーファを、おけるスペースを作って、楽にいられるように今日は忙しくなりそうだ。

とても素晴らしい香り。
一昨日には母の家の庭の山椒の木からやっと新芽が出た。その一昨日前にはまだ、ほんの小さかった芽が二日後にはもう摘んでくださいと言わんばかりの伸びよう。

急いで摘んできて母に見せると嬉しそうに佃煮が私に作れるか?と聞く。母に教えてもらえるうちに今年は挑戦しようと思っていたから積極的に作ってみたかった。

時間をかけて「ごみ」の掃除。

一つ一つ、丁寧にごみと汚れを検査してくれた母。座ってできる仕事だからとこの日はまだ、炬燵テーブルに座っていられたのに・・・・・・

一日日陰干しをした山椒の新芽。色が少し濃くなりってセミドライ状態。
昨日の忙しいさなかにあっても干しすぎると硬くなるからという母の教え通り、醤油だけで煮詰めた佃煮。

たくさんあった新芽も煮詰めるとずいぶん減ってしまいます。
初めて作ったけれど上手にできたと山椒の佃煮作り大先輩からほめていただいた。

お茶うけにもおいしいですね。















今年の新物山椒が出来上がって、先日いただいた叔母からの昨年の山椒を母の好物のこはだの押し寿司に使いました。新ものほど香りもびりびり感も少ないのでたくさん寿司飯に混ぜ込んでもおいしくいただけました。



ちょっと見た目が怖いです。早く切り分けましょう。(笑)


自家製生姜の甘酢漬けをすし飯とこはだの間に挟みました。とってきたばかりの青山椒の葉をあしらいました。

いつもこれが最後かもという気持ちを忘れず、母と接していこうと思う。本当に悲しい現実だけれど、しっかり向き合って頑張ろう。と、再認識した昨日でした。

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