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2012年5月28日月曜日

気持ちを新たに、自分を取り戻して

気持ちのいい午後です。
ドラマのような一コマを先週、経験した後、母もすでに気が付いて、しっかり現実を受け止めています。母は賢い女性ですし、死生観がしっかりした人なので、ひどい混乱もなく新しいホスピスへの面談も済み、新しい主治医とも、打ち解けた話し合いが済みました。母がこれだけしっかりしているのですから私たちが取り乱すわけにはいきません。
緩和治療のスペシャリストたちの理解ある面談で、私たちも今後の方針が少し見えてきました。
母の意思を尊重することがまず第一。

先生は入院を勧めましたが、もう少し頑張るからと、外来で見ていただくことになりました。新しい薬も今のところひどい副作用もなく、痛みも和らいでいるようで、先週末は割と気分よさそうな母でした。

家の中に痛みを持った辛そうな、母が見えないだけで気持ちもずいぶん楽になった自分もいます。
どうか、この薬が長く母に効きますようにと、祈るばかりです。

自分の気持ちも落ち着いたところでまた、キッチンに、こもることができました。
マクロビスィーツの、試作をしました。
勉強したレシピに、今まで自分で試作していたおからを使うお菓子を実践してみました。

おからはそのまま保存すると足が速くて傷みやすいので、私はいつも、しっかり乾煎りをしてから密閉容器に入れて野菜室で保存します。作り方は、何もしかないフライパンにおからを入れて、ひたすら乾煎りをして乾燥させるだけ。
しっとりと重みのあるおからが、ぱらぱらと乾燥して軽い状態になるまで気長に炒ります。

焦がさないように気を付けて少し香ばしい香りがするまで、まるで、乾燥パン粉のようになるまで、炒ります。
これをお菓子に使います。もちろん料理にも。
重量が軽くなるので加える量が多くなりがちですが、その辺も塩梅を見ながら、好みの量でお菓子つくりをするといいと思います。

マクロビスィーツ学習で習った、マフィン。今までもおからのマフィンは自分のなかに、レシピとしてありましたが、この学習のおかげで、卵もバターも使わない健康マフィンが作れました。甘く煮た黒豆を載せておいしいマフィンが焼けました。



豆乳スコーンにもおからを加えて、より腹持ちの良い、そして低カロリーなスコーンも焼けました。


先日の手作りイチゴジャムと、クレムフレッシュ(これはちょっと高カロリーですが、そこは自分への甘やかしで許されるでしょう。笑)クレムフレッシュは、家族の好物ですし、あっさりスィーツに少しのリッチなクリームもまた、いいものです。

週末は、こんなベーキングタイムで自分をリセット。そして、あのリンゴとシナモンのケーキもまた焼いて、お菓子屋さんのようです。(誰が食べるの?)



ちょうど、母の妹(私の叔母といとこが)日曜日に母に会いに来てくれましたのでお天気もいいし、外でイギリスのアフタヌーンティのごとく、新鮮な空気とさわやかな風、そして、お茶とおしゃべりを満喫できました。


左から母、娘、叔母、そして母から見たら姪になる、私のいとこ。
 ナチュラルフード講座の認定証も届きました。終了!イエイ!

2012年5月27日日曜日

宣告の後。

覚悟はしていた。先月のMRI検査の結果がよくなかった。骨盤にすでに何か所か転移があると、医師に言われたときから・・・いや、一月の手術のとき、すでに、覚悟があったのかもしれない。なぜなら、きれいに切除しましたが、再発するかもしれません。なので、定期的に検査はしていきましょうと、術後に言われていたから。でも、治療の方法はなかったのか?もう少し早くからわかっていなかったのか?と、不思議である。高齢だし、そう、急激に悪化するはずはないと思うが・・・・

切除後、退院した後は、私の家で骨折のリハビリも進んできて、歩くこともなかなか上手になってきていたし、食欲もずいぶんあって、小さかった体もプラス2kgの増加で、皆に元気そうになってよかったね・・・って、言われていたのに。

一本杖で歩く母の姿が日に日に元気になって、夜中にお手洗いに起きた母の杖の音も、日増しにに力強く、規則正しい音で寝室から洗面所へ行く音を夢心地で聞きながら、母が寝室に戻り、静かになる間も長くはなく、目が覚めてもまたすぐに夢うつつへ戻れていたのに。

夏には家に戻って一人で泊まってみたい・・・と、言っていたのに・・・・四月の終わりころから急に、痛みが母を襲い始めた。

まさか、こんなにひどくなっていたとはいまだに信じられない。
18日にPET検査を受けた。これはブドウ糖の注射をした後、しばらく休息をして画像撮影をするという最先端の医療技術らしい。癌を見つけるための検査である。でも、母には骨粗しょう症だから骨の検査をするのよと言って、母もそれを信じていた。
22日に主治医から検査の結果説明があった。
結果は転移がかなりあるということ、画像で見る赤く染まっている個所はまさに母が毎日痛みを訴えている場所であった。
肩、背中、胸に腰、足にもあるという。

一月の手術のときすでに悪性腫瘍と、言われたときに母は、今後もし再発したとしても放射能治療も化学治療も受けない。と、断言していた。その旨を医師にMRI検査の時に話した。そうなれば緩和治療しかないと言われて、その治療を始めるようにと、ホスピスへの紹介状を渡された。

母を待合において、医師に聞いた。あとどれくらいですかと・・・医師は数か月です。
と、あっさり言う。

何度も言うように、覚悟はしていた。こういう日が来るかもしれないと、でも、やはり受け入れられない。なぜ?どうして?悪性腫瘍はきれいにとってくれたでしょ?なのに再発??うそでしょ?・・・・って、
気持ちを整理するのに時間がかかった。

母にどう、説明したらいいのか。病院が変わることの意味を頭のいい母がわからないはずはない。

夜、娘や友人、親戚と相談して、あと数か月とか、癌とかいう言葉は禁句。痛みの少ない治療をするためよ…という説明にすることに。

面と向かって母と病気について話はしていない。でも、話の端々に、覚悟をしている様子が見られる。あえて、そのことには触れず、できるだけ悲しい顔をせず、普段通りに振舞う。

娘が母のためにと庭から木香薔薇を取ってきて一輪挿しに挿しました。初めてにしては上出来です。
娘と決めたことがある。残された時間を精一杯思い出を作ろう。これでいいなんてことは絶対にないけれど、せめて、残された時間は悔いのないよう、母との時間を大切にしようと決めた。そしてもちろん、母の好きなように今後も過ごしてもらう。
病院が嫌ならここにいればいい。私はもう、覚悟ができている、母が、ここにいたいなら最後まで面倒を見ようと。
私たちにできることは何でもするつもり。今はそれしか考えられない。
おばのひとりがイチゴをたくさん持ってきてくれた。母のことを心配してくれている。ありがたい。


イチゴを一度にたくさん頂けない母のためにジャムにする。



悲しい事実を受け入れながら自分を慰めるためにもやはりキッチンにこもるのが一番いい。一日でも長く、母に生きていてほしいからそのためにできることをしようと決めた。


畑のきぬさやが、食べごろを迎えました。母の大好物です。卵とじ、お味噌汁。取れたてのきぬさやの香りは、母の病気が治ってしまいそうなくらいいい匂いです。



2012年5月17日木曜日

塩麹クッキング

まだまだ話題沸騰中な、塩麹。熟成に時間がかかるので、終わってから作るのでは間に合いません。大きなガラス瓶に新しい麹を熟成始めました。本当に魔法のような調味料です。先日母に会いに来てくれた叔母たちもすっかり塩麹の即席漬物に目が❤。
かぶ、胡瓜、ラディッシュの薄切りに、塩麹をまぶして冷蔵庫で二時間!
簡単でおいしい塩麹に話題も尽きません。
体に良くて、おいしくて、昔からの日本の食糧にはただただ、頭が下がります。こういった、食べ物、伝統があり、何年も伝えられていて今でもなくならないもの。こういうものは古今東西、いいものと決まっています。娘にもしっかり伝授していこうと再認識です。

聞きかじった、豚ばら肉の塩麹煮豚を、作ってみました。
豚バラ塊肉に、切込みを入れてそこに塩と胡椒、薄く切った大蒜を並べます。しっかりと巻いて煮豚を作るときのようにタコ糸で縛り、形を整えます。


それを水と酒、生姜の皮、ネギの青い部分などを入れた湯の中で30~40分ゆでます。そのまま一晩鍋の中でしっかり冷まします。

翌日取り出した肉を塩麹と、我が家の定番大蒜しょうゆを混ぜた中に漬け込みます。ジッパー付きのプラスチックバッグを使うと便利です。
それを冷蔵庫でまた一昼夜寝かせます。



タコ糸を取ってスライスして・・・・・な、なんと!いつもの煮豚が何倍もおいしい煮豚になりました。そのまま食べてしっかり味がついています。お好みで、からしや、わさび、ホースラディッシュ、トウガラシやゆずこしょうなどなど。好きな食べ方を探すのも楽しいですね。



サンドイッチや、チャーハンに使うこともできます。
そして、ゆでた汁はスープに使えます。白い脂が、上澄みで固まりますから取り除いてください。(もちろんそのまま使ってもいいですね。もしも、こってりが好きならそのままどうぞ)

筍とシイタケの唐揚げ風と、畑で採れたてのアスパラガス素揚げにしたものをそえて、塩麹煮豚の完成です。もちろんこの唐揚げにも、塩麹を隠し味で入れてあります。または揚げたての唐揚げに塩麹そのままつけて食べてもおいしいです。




ほかにはびんちょうまぐろを、一口大に切ってしょうゆ、生姜のおろし汁と、塩麹を混ぜたものに5~10分くらいつけたものに小麦粉をまぶしてフライパンでお好みの焼き加減にしたものは、またまたヒットの作品です。



お刺身風を楽しみたい人はレアに焼きます。ウエルダンに焼くと、鶏肉のような食感になってまたまたおいしいです。それが残ったらほぐしてサラダのトッピングや、ツナサラダにもおいしいです。たくさん作っていろいろ楽しめます。

サラダのドレッシングももちろん塩麹!塩麹に、ガーリックオイル(オリーブオイルの中に大蒜、赤トウガラシ、タイムなどを漬けておくオイルです)これもキッチンの常備品!そのオイルを加え、レモン汁、酢を加えて味の加減はお好みで。たったこれだけでおいしいドレッシングができます。



そんなこんなで今では我が家はマクロビスィーツと、ナチュラルフード講座のレシピに、塩麹をアレンジしたものが増えています。

母の病状が心配です。明日また、検査があります。来週には主治医と今後の方針を決められるでしょう。
母がここにいて私たちと食事を楽しめる時間を少しでも長く、おいしいものを食べてほしくて奮闘中です。
疲れているけれど踏ん張りどころです。
頑張れ、わたし!

2012年5月15日火曜日

マクロビスィーツにはまっています

庭の木香薔薇が、やっと花を咲かせ始めて薔薇の門が見ごろになりました。毎年の楽しみの一つ、庭でお茶を楽しめる季節になりました。今年はとても遅れた春の訪れです。

ナチュラルフード講座も、佳境にはいってまいりました。いよいよ私の大好きなベーキングの学習。お菓子つくりはそもそも娘が生まれてから目覚めた趣味の一つ。

一番初めに作ったウィークエンドケーキという名前のパウンドケーキ。何度焼いたかわからない。3,4歳だった娘はこのお菓子が大好きで本当によく焼いた。そして焼きっぱなしのチーズケーキ。すべての材料を混ぜて焼くだけ。そんなに簡単なのにものすごくおいしくて、はじめて焼いた日、しっかり覚まさないうちに型枠から出してしまって大失敗したことが昨日のことのよう。その時こんなにもお菓子つくりが好きな自分になるなんて思いもしなかった。

それから20年以上たった今、お菓子の勉強をしたくてうずうずしている。幸運にも英語のレシピを理解でき、また、海外の友人の助けでたくさんお菓子を教えてもらった。イギリスに行っておいしいくて、安く手に入る乳製品を知り、そのために引っ越していきたいくらいだ。
今は母の介護で、忙しい。でも、いつか必ずコルドンブルーや、私の尊敬しているイギリスの料理家、レイチェル・アレンのもとで、お菓子を極めたい。

と、まあ、夢を語るのもいいけれど、今回私がはじめている講座はナチュラルフード。乳製品や、卵、白い砂糖を一切使わないお菓子なのだ。

テキストを見てまず思ったのは写真がとてもおいしそうで普通のお菓子と寸分違いがない。使われている材料が、豆腐だったり、豆乳だったり、くず粉や、全粒粉といった、いわゆる健康に良いといわれるものなのだ。砂糖の代わりにはメープルシロップや甜菜糖シロップといったやはり漂白されていない自然の砂糖を使う。

ただそのレシピの分量たるや、小麦粉68g、全粒粉26g、ジャムが18gだったり、豆乳が4gとか5gといった、いわゆる細かい数字にいささか唖然。である。私の秤は10グラム単位。なので、そんな細かい計測は無理・・・・お菓子はほんの数グラムの違いで出来不出来になることは百も承知。でも、今までの経験と勘でこの数グラムの差を自分なりに丸め込んで作り上げた。

お菓子つくりはまずはレシピ通りに…が、基本ではあるが、この講座のレシピをそのまま作るにはまず細かい計測のできる秤が必要なのだ。

それでも、このマクロビスィーツの実習はものすごく面白い。今まで以上にお菓子が主食化してしまいそうで怖い(笑)
でも、このお菓子たちに関しては主食になってもいいかもしれない。

クッキー。これはバターも白砂糖も使わない。粉と、甜菜糖シロップ、メープルシロップ、そして菜種油だけ。
私のことなのでオリジナルでシナモンの香りを付けた。型を抜いて作るクッキーだったけれどイギリスのショートブレッドを作るときの要領で切った生地を焼いた。

材料はシンプル。でも、食べ応えは十分!

ウォルナッツマフィンは、これまたオリジナルなアイデアを盛り込み、バナナとシナモンの香りを付けたもの。山の鬼クルミをトッピングにして、優しいコクのある朝食にもなるマフイン。


お天気もやっと定まって庭でお茶が楽しめます。

そしてこれがまたびっくりな豆腐のチーズケーキ。豆腐のチーズケーキ???って、初めは本当に想像もできなくて今まで豆腐を使って料理やショートケーキを作ったけれどやはり豆腐の香りは隠せないしそれがチーズケーキになるのはどうしても想像できない。とりあえず、まずは焼いてみることに。

今まで焼いていたチーズケーキに見た目はそっくりです。冷やしていただくのが待ち遠しいです

レシピを見るとやはり梅酢とか、白みそとか書いてある。頭の中でシュミレーションしてもおいしそうでない。(先生ごめんなさい。)ということで自分のアレンジでこの二つはパス。レモンジュース、レモンの皮のすりおろし、そして豆乳で作ったカッテージチーズを加えました。甜菜糖シロップも控え目にしましたが、大丈夫。
出来上がり?それがびっくりなおいしさ。思いがけないなーんちゃってチーズケーキに興味津々。



本来ならクリームチーズたっぷり、生クリームもたっぷり、砂糖に卵に・・・と、おいしいものは高カロリーですがこのケーキに至っては、豆腐、作りたてのカッテージチーズ、あとは、くず粉とか、甜菜糖シロップにメープルシロップ、、、、というごく健康的なケーキ。


今までの作り方と変わらない方法でこれだけカロリーが抑えられるならチーズケーキが好きな人でも大丈夫。
思いがけない豆腐のチーズケーキにびっくり、そしておいしくいただきました。叔母たちが母を訪ねてきた日のおもてなしに。皆驚いておいしいとの、お墨付き。



そしてテキストを見てすぐに作りたいと思ったこの、リンゴのケーキ。
アーモンドクリームをたっぷり使い、クルミやレーズンを加えるものですが、我が家のキッチンにはブランデー漬けのドライフルーツがたくさん!


なのでそれを、たっぷり加えて。



今年のクリスマスにはこのケーキを基に、どっしりと、でも、軽いケーキを焼こう!と、先のことを考えすぎ?(笑)

こんなにもお菓子を作って・・・・と、自分でも呆れるのですが、これも自分のストレスの昇華方法なのです。
具合の悪かった母も、ここ数日は少し落ち着いています。私のチーズケーキが大好きな母も、この豆腐チーズケーキはお気に入り。そして林檎のケーキも母の好物。

今週の金曜日に又全身検査があります。今後どうなるのかわかりません。今のこの時期は何か意味のあることと受け止めて悔いのないように過ごしていこうと思っています。

さて、次回はなにを作ってみましょうか・・・・・

2012年5月12日土曜日

掘りたての筍

ここ最近スーパーに並んでいる筍。母に食べさせたくて、買おうかよそうかいつも迷っていた。筍は鮮度が命。お湯を沸かしてから筍は掘れ。と昔から言われるくらい、鮮度が命・・・・らしい。



お店のものはいつ掘ったものかもわからず、でも、母に季節の物を食べさせたいしで、迷っていた矢先に、近所の人から掘りたての筍を二本もいただいた。

夜、夕方に掘ったものだからと、わざわざ持ってきてくれた。早速夜なべ仕事に取り掛かった。

本当は皮ごと糠の湯の中で湯がいて、一晩漬けておくのだが、いただいたのはありがたいのだけれど我が家には二本もゆでられる大きな鍋がない。

鍋を二つ用意して何ともまあ傑作な下ごしらえ・・・・である。

それでも何とか準備ができて、ゆであがった筍をきれいに洗って料理の準備はできた。

筍といえば若竹煮。


それから新鮮な筍だったので姫皮も、きんぴら風にしておいしいくいただいた。



今年はナチュラルフード講座なるものを勉強したおかげでちょうどレシピにあった筍とシイタケの唐揚げ風も、作った。
鶏の唐揚げみたいな触感と香りで、菜食主義の人には喜ばれる一品だろう。



筍とシイタケを麺棒で、叩き潰すのだが、なかなか力のいる作業。
そこにしょうがのしぼり汁や、大蒜、しょうゆ、五香粉で香りを付け、小麦粉を混ぜてお団子状にしたものを油の中で揚げるのだ。

最後は筍ごはん。



それぞれに筍を堪能した一週間でした。

おまけ・・・・・「こしあぶら」という名の珍しい山菜もいただいたので早速てんぷらに。こしあぶらは、山菜の女王と、言われるくらいおいしいと聞き、わくわくしててんぷらに。



そうね。。。。。私はタラの芽のほうが好きかも・・・・



すっかり和食な夕餉に久しぶりに母の食欲も戻ったようでした。

くださった皆様。ありがとうございました。

2012年5月8日火曜日

こどもの日、こいのぼりパンケーキ、エッグベネディクト。

かしわもち、折り紙で作る鎧兜、折り紙がなくて古新聞で。母と娘とわいわい言いながら作りました。
今年のゴールデンウィークは全体的にお天気が良くなかった。子供の日。この日だけが素晴らしい青空と初夏のようなお天気。
朝からラブリーな青空。

こんな日は外でお茶です。もちろん!

畑からアスパラガスを取ってきてポーチドエッグを作りクイックエッグベネディクト。
ずっと、母の調子があまり良くなかった。新しく処方されたコンチン錠のおかげで副作用のひどい症状。ほとんどつきっきりで様子を見ないといけない状態だった。
連休に入ってしまったので、病院の主治医に相談もできず、どうしたものかと友人の薬剤師に相談したら、大学病院だし、休みでも、誰かしらいるから聞いてみたらと、アドバイスをくれ、夜電話をすると若いインターンの先生だろうか…親切にいろいろ聞いてくださって、もし痛みが我慢できるなら、コンチン錠を、休んではいかがですかと、言ってくださった。母は気持ちの悪い嘔吐より、痛みを我慢するほうがましと、薬を止めたとたん、気分がだいぶ良くなってきて食欲も戻ってきた。

ところが一昨日シャワーを浴びている最中、発作のような息苦しさを訴えまたまたびっくり。
今度は胸のあたりが痛むという。
本人は骨が痛いようだというけれどもしそうならまたコンチン錠を、飲むしかないのか・・・・・と、不安になる。
急いでシャワーをやめてとりあえずベッドに横になる。痛そうだし、苦しそうである。
救急車か?どうしよう・・・・・母は大丈夫、そのうち収まるから、焦らなくていいという。何が母の中で起きているのだろうか。母はいよいよその時が近いなどと、気弱なことを言い出す。涙をこらえ、そんなことはないから。大丈夫。近いうちお友達が来るって言っていたんだからそれまで頑張らなきゃ。というと、そうだったね・・・・と。

こどもの日にはささやかなお祝いをしようと思ったけれどそれどころでなくて、パンケーキでこいのぼりのお菓子を作るのがやっと。


母は食べることがなかったけれど見ただけでもうれしそうだった。こどもの日を祝うような子供は今はもういないけれど我が家の王子様のためにと頑張って作った。

ままぁ~~、これ、ぼくのぉ??
昨年の夏はトリムを全くせず、初めての夏だったこともあって本人は大変難義そうでかわいそうだった。おまけに暑いのでブラッシングを嫌がってさせない。
そんなことをしているうちに秋になって母の骨折騒ぎで、ますます手入れができなくなって毛玉がしっかり張り付いてしまった。もはや、プロに見せても無理と言われて、仕方なく冬の間少しずつ私がご機嫌を見ながら毛玉を取り除いた。

今年はもうそんなことにしたくないし、母の状態がいつどうなって猫の手入れどころではなくなるかもしれないので毛玉もなくなったことだしトリムハウスへ連れて行くことにした。

オ~マイ!ゴッド!
ここまで刈られるなんて、思いもよらず、言葉がない。
そりゃあ、伸びるでしょうけれど、なんだか・・・・・ちょっと、、、、あんまりです。

でも、万が一のために今年は許してね。来年からはここまで切るのはやらないからね。

なんだよぉ!もんくあるのかぁ??誰がこんな風にしたんだよぉ!!

2012年5月5日土曜日

豆腐ホイップドクリームのイチゴケーキ。

母の具合が悪いけれど、自分の気持ちの昇華も必要。心配ばかりしていても始まらないし、母のそばにいると変に涙などが出てきてしまいそうでなるべくそばにいないためにも一人キッチンにこもるのがいい。
連休前にあまりに痛がるので予定外で外来に行って、薬を処方されたのだがその薬が母には強すぎて逆効果。副作用のせいで嘔吐がとまらない。このままでは体力がなくなってしまうのではと、心配し、連休中当直の違う医師に相談し、とりあえず中止した。痛みの波が今は引いたらしくMSコンチンも休んだとたん食欲も元気さも戻った。やれやれ。そんななか・・・・・・

ナチュラルフード講座の実習を。
今回は豆腐でホィップクリームを作りケーキに使うというもの。



テキストを見た限りではどうしても想像できない。そして何より時間がかかりそうだ。
豆腐をゆでて二時間水切り。そのあとフードプロセッサーで、クリーム状にしたら、冷蔵庫で冷やして2,3時間。その後また、撹拌してはれて、クリームになるという。そこでやっとケーキにデコレーションしてそれをまた冷やしてやっといただける。



何とも気の遠くなりそうな道のりである。それでも、ここのところの嫌なことをしばし忘れるよい機会。長時間の集中は私にとってのメディシンなのだから。

近所の農産物直売所で露地物のイチゴを、購入。暮れから春早いころに出回るハウスものと違って、甘さは少ないけれど子供のころ食べたほんのり酸っぱいイチゴがやはりおいしい。



形も不揃いでなんともかわいい。
日本の果物はなんでもそうだけれど形がきれいにそろって、できるだけ大きく甘くそして高く売れるもが、店頭に並ぶ。おおき~いぃ!あまぁ~ぃ!たかぁ~ぃ!これは海外の人が日本の果物を見て叫ぶ形容詞の御三家。(笑)

さてさて、どんなクリームになるのか、興味津々。味見も待ち遠しい。

世の中にはクリームが食べたくてもアレルギーや健康上の理由で食べられない人がたくさんいるし、また、マイクロビオテクスなる、菜食主義の方用のいわば、な~んちゃってクリームなのだ。

またまたイギリスの話で恐縮ですが、アフタヌーンティに付随する多くのお菓子がイギリスにはあります。そのほとんどは家庭で楽しむ場合には主婦や女性が手作りしたもので、楽しみます。見た目も大切かもしれませんがいかにも作りました感のある、素朴なお菓子が私は好きです。そういう意味でも今回の実習はかなり上級者でないと作れなそうな完璧な見た目。
日本人の多くがそうであるように、その通りに作ろうとする人が、たくさんいることでしょう。でも、楽しく作っておいしく食べる。これがお菓子の神髄。

なので、今回のこの時間のかかる豆腐クリームはなかなか自分のカテゴリーに組み込むのは難しい。
この、ヘルシーケーキは体重管理をもし厳しく強いられたら、また作ることにしよう。

味?イチゴがおいしかったせいか(笑)いいえ、実は少しずるをしまして、スポンジをいつも通りのバターと卵を使うやり方で焼きました(笑)



庭で、大きくなり始めたミントを飾って、見た目は普通のイチゴのホールケーキが、できました。よく冷やしていただくと豆腐臭さがなくてなかなかおいしいケーキでした。自己流でレモンの皮のすりおろしも加えました。
それにしてもびっくり。目からうろこの豆腐クリーム。メープルシロップ、甜菜糖シロップを加えるために見た目が少し茶色になるのですが、そこはご愛嬌。ここを白く仕上げる方法を考えたら、イギリスでもモテモテになることでしょう。
 
健康ブームは今や世界に広がりつつあります。次回イギリスに行ったらこのクリームを使いケーキを作って友人をびっくりさせましょう。当面いつになるのかわかりませんが・・・・・

2012年5月3日木曜日

皐月、山椒の佃煮初挑戦。大学病院考。

母の具合があまり良くない。せっかく杖でうまく歩けるようになって暖かくなったら外で散歩ができるまでになるかもと、主治医の先生やリハビリの先生に勇気をもらったばかり。

腫瘍の定期検査を行う二・三日前から腰の痛みと力が入らないことを、訴えるようになってきた。痛みは数日前からあって主治医の先生が痛み止めをくださったがあまり効かない。

腫瘍の定期検査の後のことは、前回のブログに記したとおり。大学病院のみの外来に切り替えることにして、次回の予約は少し先だったのだけれど、何か不都合な症状があればいつでもどうぞという、親切な申し出に甘えて、昨日予約外ではあったが、あまりに急激な腰の悪化に、診察をお願いした。
とにかく歩くのが難義そうで、動くのが辛そうである。本人いわく、座ったり寝たり動かなければ大丈夫。何ともないのだが、動こうと思っても思うように体が動かせないという。何とかトイレには自分で行くがその遅くなった歩き方を見たら、やはり普通でない。

連休の谷間とあって、大学病院内は狂喜の沙汰。車いすが、まず、ない。車から母を下すまでに10分くらい待たないといけなかった。ボランティアの方が車椅子を探してきてくださり、何とか母を病院の中に。今度は駐車場が大変なことに。待つこと30分以上。やっと車を離れ、急いで外来病棟へ。そこもまた、どこに身を置いたらいいのかわからないほどの混雑。
この時点で私は本当にくたくたである。朝から予約外の連絡、そして、快諾してくださった病院へ11時までに入らないといけない。予定外の外出に朝からバタバタして、おまけにこの混雑。前に待合室で、あるご夫婦が私に、「ここの大学病院は元気な人じゃあなけりゃあ、こられねぇんだ」って、笑い話みたいなことを話してくれたけれど、まったくその通り。

予約外にもかかわらず、母は12時前には診察も済んで、ありがたかった。でも、10時が予約なのにもかかわらず、この時点でまだ、名前を呼ばれていないと受付に聞いている患者さんもいたりで、本当にこの国の長寿は、どれだけ意味があるのか?という、疑問に包まれてしまった。

母の主治医は、母には聞こえなかったことを願うが、私に、モルヒネを処方しますからと、淡々と述べる。そのほかにも飲まないといけない薬の説明をする。母には、聞こえていたか、否か、は、わからないが、強い薬を飲むの?と私に聞くので、骨粗しょう症だし、痛みが取れるなら我慢しようね。痛みが取れるほうがいいでしょう?と聞くと、そうだね・・・・と。

戻ってから、薬局へ薬をもらいに、、、薬剤師の方も親切に励ましてくださった。副作用のことなども踏まえ、くたくただったにもかかわらず昨晩は母が起きる音がするたびに目が覚めた。母は気丈なので一人で起きてトイレに行くからと、寝る前に私に言い、何かあったら叫ぶからって。

毎晩母が起きて部屋のふすまを開け、杖を突きながらトイレに入る音で、脳が起きる。そしてまた杖を突いて部屋に戻った気配を感じて脳が、休みに戻る…という、繰り返し。日に日に杖を突く音が大きく元気になってきていて、規則正しく割と早く音がしていたのに・・・・・

ここ数日は本当にその音が遅く弱弱しく、そしてトイレから出るのも時間がかかる。便座に座ったり立ち上がったりが相当大変という。

それでも昨晩初めて服用したモルヒネのおかげか、休んでいる間もうなったり、ため息をついたりしていたのが、割合静かだった。熟睡できたのかもしれない。それから気分をやわらげてくれる薬ももらいそのおかげか、今朝は心なしか、明るくて気分がよさそうだ。痛みは?と聞くと前ほど痛くないという。ただ、力が入らないという。今まで炬燵のテーブルのところに座って本を読んだりものを書いたりしていたが今朝はどうにも床に座れそうにないという。

即席のソファを用意して、飾り机をしつらえる。コーヒーくらいは飲めそうだ。

今日はこれから家の中でも押して移動できる手押し車を見つけに行こう。イギリスのママのようにインディビジュアルソーファを、おけるスペースを作って、楽にいられるように今日は忙しくなりそうだ。

とても素晴らしい香り。
一昨日には母の家の庭の山椒の木からやっと新芽が出た。その一昨日前にはまだ、ほんの小さかった芽が二日後にはもう摘んでくださいと言わんばかりの伸びよう。

急いで摘んできて母に見せると嬉しそうに佃煮が私に作れるか?と聞く。母に教えてもらえるうちに今年は挑戦しようと思っていたから積極的に作ってみたかった。

時間をかけて「ごみ」の掃除。

一つ一つ、丁寧にごみと汚れを検査してくれた母。座ってできる仕事だからとこの日はまだ、炬燵テーブルに座っていられたのに・・・・・・

一日日陰干しをした山椒の新芽。色が少し濃くなりってセミドライ状態。
昨日の忙しいさなかにあっても干しすぎると硬くなるからという母の教え通り、醤油だけで煮詰めた佃煮。

たくさんあった新芽も煮詰めるとずいぶん減ってしまいます。
初めて作ったけれど上手にできたと山椒の佃煮作り大先輩からほめていただいた。

お茶うけにもおいしいですね。















今年の新物山椒が出来上がって、先日いただいた叔母からの昨年の山椒を母の好物のこはだの押し寿司に使いました。新ものほど香りもびりびり感も少ないのでたくさん寿司飯に混ぜ込んでもおいしくいただけました。



ちょっと見た目が怖いです。早く切り分けましょう。(笑)


自家製生姜の甘酢漬けをすし飯とこはだの間に挟みました。とってきたばかりの青山椒の葉をあしらいました。

いつもこれが最後かもという気持ちを忘れず、母と接していこうと思う。本当に悲しい現実だけれど、しっかり向き合って頑張ろう。と、再認識した昨日でした。