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2012年12月15日土曜日

Spiced cake,スパイスドケーキ

マジパンの表面は乾いているのでリボンを飾ることもできます。

たくさん作って用意してある、ドライフルーツのブランデー漬け。この時期に作るお菓用、と、いう話は前回書いたかしら・・・。シュトーレンはもちろん、フルーツケーキ、アップルシナモンケーキ、今年は作らないけれども、お正月の一品、干し柿バターに、なくてはならないもの。そして、このスパイスドケーキにも、もちろん、たっぷりと入れて。

数年前からクリスマスの定番になった我が家のスパイスドケーキは、名前の通り、数種類のスパイスを入れたずっしりケーキ。挽きたてのナツメグと、オールスパイス、クローブが好きな方はそれもあり。日本ではあまり使われないミックススパイス、そしてシナモン。
クグロフ型で、焼くのが定番だけれど今年はスクエアにしてみました。


今年のお正月。母も交えて祝った時にこのケーキを富士山に見立ててお祝い気分を楽しみました。
ついこの間、皆で食べたと思った冬のお菓子・・・また次の冬が来ました。

イギリスのお菓子によく使われるマジパンという、アーモンドの粉と卵白、砂糖で作られたものを麺棒で伸ばし、しっかりと焼き上げたケーキに、かぶせて、覆います。様々な、飾りを施すのがイギリス風。マジパンにも色彩豊かなものが売られているので、童心に帰り、粘土細工を作るように動物や、人形、花や、日常の様々な物をケーキに乗せます。そういったものを、精密に作る菓子職人もイギリスにはたくさんいます。
星型の飾りだけでも、クリスマスの雰囲気はでますね。
私はまだまだ、初心者で、また、いろんな色のマジパンをここで手に入れることもできないので、シュトーレンを焼いた後の残りの白いマジパンを使い切るのが恒例です。
それで、お正月に雪の富士山をイメージして作ったのでした。

今年のスパイスドケーキは、四角に焼き上げ、細長く切り分けて友人に配りました。
一センチ幅くらいに切っていただくのが一番おいしい食べ方のようです。

和紙に包まれたイギリスのお菓子・・・なんだか特別な感じになります。

今回、初の試みで、クルミのほかに、秋に作った栗の渋皮煮を刻んだものも混ぜ込み作ってみました。

クルミの硬さと、栗のほっこりが、面白い、そしてもちろんたくさんのドライフルーツの味と、かみごたえがおなかにたまる冬のお菓子が焼きあがりました。

この大きさをいただくと本当におなかがいっぱいです。



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