ページビューの合計

2015年7月13日月曜日

乳酸菌の力、菌活。

最近、にぎやかで、実践者がふえているという、「豆乳ぐるぐるヨーグルト」という、玄米に豆乳を加えて発酵させてヨーグルトを作るというものに、私も挑戦中。

私はヨーグルトが好きで、数年前は夏はヨーグルトくらいしか食べられなくてそれで夏を乗り切ったこともある。ただ、乳製品なので牛乳が嫌いな私は、発酵の力で、体が受け付けるという、食品の不思議さに感心するばかり。発酵食品は体に良いとはいえ、すべての人が同じでないから、合う発酵食品と、そうでないものがあるのを私自身体が答えを出している。

容器も、プラスチック、ガラス、瀬戸、素焼きと、いろいろで実験中。

牛乳は人間の飲み物ではないと思っている私はミルクは生活には必要なく、料理とお菓子つくりの際にどうしても必要な時に、ジャージー牛のミルクを使う。

ともあれ、ここ数年は豆乳に黒酢を加えて混ぜると固まってヨーグルトのようになるのが面白くて食べてみたらこれがなかなか口に合う。はちみつや、手作りジャムを加えたり、グラノラオーツとヘンプシードをたして食べるのが最近の朝食代わり。

その豆乳に、玄米を加えるのだそうでキッチンラボトリーで、まごまごするのが大好きな私は早速実験開始。

今は気温も高いせいか、皆様の話すように一晩で豆乳がどろっとしてきて、そのままにしておくとあら不思議、本当に見た目はヨーグルトのようになってくる。が、いつ、どのタイミングで次のステップに行くのか手探りで研究していたら、見事に分離。コーヒーフィルターを使い乳清とカードとにしっかり分けて、カードはチーズのようにまたはマヨネーズのように料理に使えるという。

ただ、においが気になる。

乳清部分からヨーグルトを培養することもできるらしく分離も少ないと聞くので今はそのさなか。

今日はだんだんたまってきてしまったカードを、使いチーズケーキを焼きました。

見た目はチーズケーキですが、分離したヨーグルトのカード部分を加えたケーキです。地元の農家のブルーベリーと庭のミントを添えて。

また、カード部分に生クリームを加えて発酵させるとバターにもなるとあるので、いま、ドライフルーツのブランデー漬けを加え、バターも冷蔵庫で発酵中。
バターにするととても美味しいです。おいしいパンを美味しいバター。すごく幸せですね。

発酵バターをふんだんに入れたフルーツケーキが焼けました。これは自家製アーモンドミルクを絞った後のアーモンドの殻をさらに細かく粉砕し乾煎りしたものを焼き込みましたのでアーモンドフルーツ発酵バターケーキ・・・です。

モラセスを甘みに使いましたので色黒さんに焼きあがりました。

フレッシュなアーモンドミルク。そのまま飲んでももちろんおいしいです。オリゴ糖を加えて。


アーモンドミルクはポリッジを作る際に使うと自然の甘みでとてもおいしく、イギリスの人が朝食に取るこの、ポリッジ、普通はミルクで作るのですが、ミルクが嫌いな私はアーモンドミルクでいただくのが大好きなのです。不思議とポリッジは豆乳で作るとあまりおいしくないのです。
はちみつがなくても美味しいポリッジの出来上がりです。

アーモンドミルクは市販されているものはやはりいろいろ添加物が多くあまり購入したくありませんし、加えて日本では値段も張る高級品です。その割においしくもないし体が喜ばないものを、あえて買う意味がありません。

と、言うわけでここ最近は、豆乳ヨーグルト研究と、同時に糠床がキッチンにあるためか多くの乳酸菌が空気中にあふれているせいか、ヨーグルトは過発酵。糠床は一日朝撹拌しなかったらアルコール臭がしてきてしまい大慌てでした。
過去には朝撹拌できないことがあっても夕方ふたを開けて様子を見れば過発酵による異臭は起きませんでした。応急手当を施し、この夏いっぱいは楽しみたい大事な糠です。
糠に肉や魚を漬け込むと、とてもおいしいお料理に変身させてくれます。

この夏はすでに鰯や、サゴシ、肉の塊はもちろんのこと、糠の状態がよくなったら、お豆腐やフレッシュチーズも糠漬けにしてみようかと思案中です。
サゴシの糠漬け、酢橘をそえて。
鰯の糠漬け、青山椒の塩漬けと一緒に

鶏肉、豚ひれ肉の糠漬けを畑の野菜と一緒にグリル。
菌活・・・・からだに、聞きながら、からだの欲しているものを少なめにいただき、夏を乗り切るべく奮闘中です。

0 件のコメント:

コメントを投稿