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2012年2月27日月曜日

春の気配の中、田舎のレシピ

母が怪我以来、初めて俳句の会に出席するために会員の皆様への手土産がいるからと、に久しぶりに郷土の和菓子屋を訪ねた。きれいな春らしいお菓子が否が応でも目についいて、母の”おめざ”がいるからと、都合のいい理由を付けて自宅用に購入してきた。


久しぶりの長時間の会の後で、母もお疲れ気味。自宅に戻ってさっそく、お抹茶を点てて、おいしくいただきました。日本文化って本当に素敵。


私は好物のきみしぐれ、ちょっと欲張って大福茶。

さてさて、春の足音が目には見えてきました。寒い寒い、と言いながら冬はもう終わりに近づき、、、、こういうお惣菜を知っている方はどのくらいいるのか…これはメジャーなのかそれともローカルなのか・・・・”たくあんの油いため”

私が子供のころ、おばあちゃんがよく作ってくれました。秋にたくさん取れた大根を大きな樽で自家製たくあんを漬けるのです。白菜の漬物もしかり。大きな樽にたくさんつけたたくあんが、一冬いっぱい、食卓に、またお茶うけにと活躍するのです。
そんなたくあんも、やはり立春の声を聞くころになると、何となく古漬けっぽくなって、味が落ちてきてしまいます。けれども捨てるなどということはもちろんご法度。
味の落ちてしまったたくあんは、手を加えておいしいお惣菜に変身したものです。それがたくあんの油いため。

スライスしたたくあんを水につけて塩抜きをします。それを千切りにして、水を切って油、ゴマ油で、炒めます。鷹の爪を加えることもあったと思います。こんがり、焼き色がつくまで炒めたものに砂糖と醤油で味を漬けます。

この、炒めたたくあん、なかなかおいしい田舎のお惣菜でした。

このお正月に、祖母のたくあん漬けを、上手に受け継いだ叔母が、自家製たくあんをくださいました。母が家にいるからと、たくさんくださったのですが、もう母は歯があまり丈夫ではありません。すっかり、たくあんの存在を忘れ、しまいこんでいましたが、ふと、この炒め物を思い出して、母に作り方を教わりました。おばあちゃんが作ってくれたようなわけにはいきませんが、私流に大蒜しょうゆで、味付けをしました。普通のたくあんでは食べなかった娘も、これには大喜び。白いご飯で食べたい!と、うっとり。もちろん、ごはんのおかずにぴったりな一品です。最後の最後には、これをさらに刻んで、ごはんに混ぜて、簡単なーんちゃってちらし寿司風に、して、最後まで残さずいただきました。春の色桃色のでんぶを飾ればお雛様にもお供えできそうです。


おばさん、ありがとう。

昔の、田舎の農村地帯では、本当に食べ物を大事にして、粗末でもみんな幸せで仲良く暮らしていたのですよね。

こちらは、自家製煮豚のいためもの。豚肉で、紅茶煮を、よく作ります。この煮豚、いろいろ使えて便利なのです。作り方はいたって簡単。紅茶で煮るだけ。私はいろいろなフレーバーで試しています。オレンジシナモンや、ベルガモット、アールグレイ、そこに生姜や、長ネギの青い部分、オレンジの皮、スターアニスなど、自分の好きな組み合わせで煮ます。煮えたらそのまま鍋の中でしっかり覚ましてから取り出してスライスして保存します。サラダやサンドイッチ。チャーハンや炒め物、ハムのようにハムエッグなどにも使えます。これはもやしをゆっくり低温でゆでたものとさっと炒めたもの、味付けは大蒜しょうゆと、砂糖だけ。
ラーメンの上に載せてもおいしいです。



春が近づいてきて春野菜もお店に並び始めました。大好きなアスパラガスが目に留まってさっそく購入。

我が家の常備品。鮭のあらの、ミルクポーチを使い、キーシも、焼けました。これは娘のランチに便利です。キーシは冷凍も可能。



日本ではあまりなじみがないキーシですが、栄養たっぷりだし、おなかもちもよい、そしていろいろな組み合わせの作れる楽しい一品です。



テイクアウトでカフェなどで買おうとすれば結構いい値段。家で作れば簡単でしかもおいしい。おまけに・・・多分・・・・ちょっと・・・おしゃれ!?
高齢の母も大好きなキーシでした。

2012年2月23日木曜日

冷凍だって、ブルーベリー!!

母のことがやっとひと段落して、気持ちの余裕も出てきました。あっという間の4か月が過ぎました。
あの日、ロンドンでの朝。メールを受け取って、そのまま大急ぎで帰国して、、、、、
久しぶりにイギリスがものすごく恋しくなってしまいました。



ロンドンにいるときは必ず買って食べるブルーベリーマフィンがあります。サザークにある、カフェのものなのですが、大きくて食べ応えのあるおいしいマフィンです。
ロンドンにはおいしいマフィンが山とあって、どこのものがベストワンなのか、決められないと思います。でも、行きつけのカフェのマフィンが、無性に恋しくなりました。

冷凍庫にあった、冷凍ブルーベリー。気持ちをなだめようと自分で焼くことにしました。週末ベーキング・・・・・・・



久しぶりのできばえとおいしいマフィンに気持ちがなだめられて、、、、、いえ、正直もっと恋しくなりました!(笑)



それから、もうひとつ・・・・

イギリスのソーセージは大きくてジューシー。日本のもののようにスモークされてはいません。じっくりとグリルしてから頂きます。そのソーセージをパフパストリーにくるんで、ソーセージロールなるものがたくさんイギリスにあります。ミートパイ、が広く知られていますがこのソーセージロールも私の創作でロンドンで作ったところ大変喜ばれて、行くたびにリクエストされる一品です。日本のソーセージで作るとちょっと違うのですが、これもイギリス恋しさから久しぶりに作りました。



パフパストリーも、日本のものはあっさりしていますので、一本ぺろりと食べられてしまします。


娘の大好物でもあります。彼女のおべんとうに作りました。

ロンドンはそろそろ、春の気配を感じ始めるころ。緑が濃くなって、公園のカモたちの、ベィビィがあふれてくる頃です。

2012年2月17日金曜日

バレンタインも終わりました。

雛祭りを意識したお菓子が出始めました、道明寺は母の好きな和菓子の一つ

いつから始まったのか、チョコレートを、男性にあげる?海外の男性の友人はみんな言います。2月14日は日本に行かなきゃ!!ですって。(笑)
でも、私は欧米のバレンタインが好き。男性が花束や、チョコレート、ワインやシャンパンを抱えて足早に夕方帰宅する姿はほほえましくていいものです。

この時期ロンドンにいると花束を抱えて夕方地下鉄に乗り込む男性をよく見ました。
愛の日はやはり、男性が女性に愛を伝えるようです。

さて、我が家のバレンタインは特別なことは何もなく・・・・今はやりの同性の友人や家族からチョコレートが届いてそれでもうれしいものです。

娘からはDEMELのチョコが届きました。


我が家の王子様が「これなぁにぃ??」と、興味津々で手を出しています。

誰が猫はチョコを食べちゃあいけないってきめたのぉ~~?
だめ~~。これ、ぼくのぉ~~

アメリカの友人からもいくつかいただきました・・・・ありがとう。

で、自分はというと、チョコとラズベリーのマフィンを焼きました。チョコレート、ラズベリー、といえば愛の日に最強の組み合わせ!


欧米の人のように、ベリー類、チョコ、そして、シャンパンで乾杯!と言いたいところですがマフィンと紅茶!・・・・でも、ま、いいか・・・・・



もちろんおいしくいただいました。

この日は開き稲荷寿司。すし飯には錦松梅のふりかけを混ぜ込み、生姜の酢漬けも刻んで入れました。
上には桃色のでんぶ、そして母の家の庭の三つ葉。ピンクと緑が春らしい色できれいでした。錦糸卵を載せればもっときれい。

お寿司は手作りが一番好き。
 こちらは、我が家特製の豚ばら肉の肉丼。母も大好きです。豚ばら肉を時間をかけて、ゆっくり炒めます。。。。出てきた油はキッチンペーパーでしっかり取り除きます。

生姜汁、酒、しょうゆ、(我が家は大蒜しょうゆ)みりん(砂糖でもおいしいです)で味を調えて長ネギの小口切りをたっぷり加えてご飯に載せてどうぞ。好みで刻みのりをそえて、また、ゆずこしょうもいい相性です。

2012年2月13日月曜日

春を告げるふきのとう、お雛様も出しました。

本当に寒い毎日。数年前から冬の寒さがきつくなっているような気がしてならない。それとも年のせい?
母の家に毎年顔を出すふきのとうがこの寒空の中、今年も腐葉土の中からしっかり芽を出していました。先日、母の家のチェックに行って、見つけました。小春日和だったのでせっせと、庭のふきを探す楽しい昼下がりでした。



数年前から足の悪くなってきていた母は、自分で庭のこのふきのとうが摘めなくなっていました。私が摘んで母に見せるのが常でした。今年はなおさら、この家にもう3か月以上も戻っていないのですから、是非とも、とっていって見せてあげようと頑張って探し出しました。

いいにおい・・・・春に苦い食べものを体に入れるのは理にかなっているのだそうで、冬の間にたまった脂肪や毒素を、苦みがデトックス作用になるとのこと。
春の野に出でて若菜摘む・・・・・百人一首のこの歌は現実の生活をうたったものだったのですね。


この色と香りが本当に春をそこに感じさせてくれます。寒いと言いながらも春は確実にやってきていました。

田舎のおやつ、ふきのとうのおやき・・はそれぞれの家庭の味があってなかなか奥が深いものです。ふきのとうはふき味噌、薬味、てんぷらなどが一般的でしょうが、祖母、母のふきのおやきは、春の楽しみな食べ物でした。
昨年まではそれでも摘んであげると、母が自分で作り私にも分けてくれましたが、今年は無理。私はこのおやきを作ったことがないのですが、母の言う材料で自己流に作ってみました。味噌だけは入れませんでしたが・・・・

強力粉200gに、バターミルク100cc。卵一個、砂糖50g、重層小さじ1.塩一つまみ。
バター20g刻んだ干し果物、(今回は干し柿を入れました)



母の味にとは全く違うちょっと洋風なふきのおやき。ハイカラなおやきだね。という、母の言葉。それでも、おいしいとたくさん食べてくれました。

味噌を入れなかった代わりに、酒かすと味噌床に漬け込んだ鶏肉を焼いたものに白髪ねぎをそえて。


いつからか、自分の中で、立春が終わった大安の日にひな人形を出す。と決めて何年もそうしてきた。特別な用事がない限り・・・今年は大安の日ではなく娘の休日に手伝ってもらいながら早々ひな人形を飾った。





ここ2,3年一人でやることが億劫になってきた。出すのはまあいいとして仕舞うときのあの面倒な気持ち。お雛様をいつまでも出していると娘が嫁に行けなくなる・・・・とは、昔の人の言ったこと。でも、我が家はあまり早く仕舞わない。だって一年に一度きりの外の空気。お雛様には満喫してもらいたい。

先日、本で読んだのだけれど旧家で、先祖代々の雛様を出す方が旧暦の雛祭りが済むまでは飾っておく…と聞いて、そうか…我が家もそのくらい出しておいて楽しもう…と決めた。今年は目いっぱい飾っておくつもり。

ところが毎年雛の間になる茶室が、今年は母の寝室になっていて、雛様が飾れない。居間に・・と思ったけれど我が家の王子が日に数回元気いっぱいになって家の中を飛び回るので危険・・・・大事なお雛様を壊されたくない・・・・考えた挙句、お雛様には申し訳ないのだが今年は水屋に、鎮座していただくことに・・・・


こんなところで…と本当に申し訳なく、それでも日当たりが良いことと玄関を入って皆に見てもらえるところなので自分なりに納得。
日当たりが良すぎるのも考え物なのだが・・・・ともあれ、水屋のちょうど良いスペースに、今年は飾られました。玄関にかけた雛のタペストリーも数年前に自分で作りました。

いつも思うのは、雛を出すとき、え?もう、一年たったの?ということ。あまりに早い時間の流れに、年々本当にびっくりしている。
このお雛様も今年で25年目・・・・・・スペースの都合で私の雛様が飾れない。仕方ないか・・・・・

さて、すっかり明るい雰囲気になった水屋。雪洞をともせば、夜もまた、なかなか趣があり良い感じである。母の部屋から障子越しに雪洞の明かりがさしこみ、母にも良い加減である。



早速、この日に寿司を振舞おうと、なんの寿司にしようかと考えて鯖の棒寿司を、久しぶりに作りました。一塩鯖を使うのですが、これが我が家では大好評。
ポン酢しょうゆ、みりん、さけ、しょうがのしぼり汁で、静かに煮ます。しっかり冷ました鯖を押し寿司のように上に載せて作ります。



雛祭り色を意識して、紫、青シソの乾燥したものをすし飯に混ぜます。間には紫蘇の葉と、自家製生姜の酢漬け、をはさんで。



ケーキを切るように一切れづつ。



これは簡単でおいしい、また、ちょっと変わった寿司で、お雛様の飾られている間は何度も寿司を作りますが毎回違ったお寿司を楽しむようにしています。

国産ハマグリも発見。お吸い物にして、はんぺん、手毬麩を入れればそれだけで華やかな雛の膳。



さあさあ、召し上がれ。今年も娘の厄を落としてくださいね。そして、去年のあの怖い思いをしなくて済むよう、守ってくださいね。(あの、3,11の時、まだ、お雛様が飾られていました。)

気持ちだけでも華やかになれる、ひな人形はやはり日本の文化。寒い毎日ですが此処だけはすっかり春。
母の世話で時々イライラしてしまう私でもありますが、このお雛様を見て癒されて頑張ります!

2012年2月11日土曜日

もろこしもち。

生まれて初めて見たこのおもち。前回の黍餅に次ぐ第二弾!
時々行く、ローカルな農協のスーパー。農家の直送品や、農家の主婦の手作り食品などが買える。先日食べた黍餅がおいしかったのでまた、あれば・・・・と思って訪ねた。

残念・・・・・今回は売り切れ・・・・もしくはこの日の仕入れはなかったのか、それとも農家の主婦たちが作らなかったのか・・・・ともあれ、黍餅の代わりに、”もろこしもち”というのがあった。
五穀米のような色。

もろこしもち・・・・・トウモロコシの粉?とか思いながら、材料を見ると、もろこし、もち米、片栗粉、とあるだけ・・・・

文字がぶれてしまいました。材料名をアップしたかったのですが・・・・・
もろこし??ってなんだろう。。。でも、黍餅がおいしかったし、雑穀もちには違いがないだろうと、味見したくて、興味も津々。
色を見るときれいな紫色。でも材料がもろこし・・・とあれば食べてみないわけにはいかない。

早速、家に戻って母に見せた。母は、なんと懐かしい・・・・と開口一番。昔子供のときにはたくさん食べた。という。家で搗いて、もろこしもちにはあんこを入れるのが、常だったそう、そうか。。。じゃあ、あんこ…つまりお汁粉で食べればいいのね?というと、そうではなく、大福のようにたっぷりの餡を入れて食べたという。ふむふむ、なんだかおいしそう。

とりあえず、きなこもちにしてみる。。。。わ!おいしい!黍餅と同様、さっぱり伸びないお餅。粘りのあるお餅が嫌いな私には黍餅同様、このもろこしもちも、大変おいしい。

母も懐かしがって二人でおいしくいただきました。
もろこし・・・もやはり雑穀の一種だそうで、黍、同様健康この上ないお餅。玄米餅、黍餅、そして、もろこしもちと、雑穀崇拝はとどまることを知りません。

白米もおいしいのだろうけれど私はやはり、雑穀が大好き。
けれども、母のためにも白米の食事もずいぶん増えました。先日は牡蠣ごはんを作りました。ふっくらと柔らかい牡蠣が、あっさりほんのり炊き込み風のご飯とよく合って、久しぶりにおいしい炊き込み風ご飯を頂きました。正直。。。私炊き込みご飯はものすごく苦手・・・何がって、あの、炊飯器から出る炊いているときのにおいがだめなのです。だから母が来る前は、炊き込みご飯などは、ほとんど作ったことがありませんでした。



そして、叔母からもらった手作りこんにゃく。この辺りはこんにゃく栽培生産が盛んで、農家の主婦は手作りのこんにゃくを作るのがとても上手。さしておいしいものでもないこんにゃくではありますが、今日はこんにゃく、えのき、しらす干しのさっと煮。
大蒜醤油で味を付けました。



誰も住んでいない母の家の庭には、三つ葉がたっぷりと生えています。一日おきにチェックを兼ねて母の家を見に行ったついでに三つ葉・・・また、とってきました。

三つ葉をたっぷり添えた牡蠣ごはん、そしてはんぺんと手毬麩の、お吸い物で春らしく、しかし、牡蠣の時期、冬の名残を感じながらの夕食でした。手作りこんにゃくもやはり冬が旬と言えるのではないでしょうか。



こちらは、先日思いついて作ったしゃぶしゃぶ用豚肉の韓国のりはさみミルフィーユ風。

薄切り豚しゃぶ用の肉の間に韓国のりを挟んで米粉を付けて焼きました。味付けはお好みで。私はもちろん大蒜醤油、ちょっぴりの酒とみりんで味を付けました。



切るときれいな層になっていて、楽しい一品でした。



若い娘はやはりこういう食事が好きなようです。

2012年2月7日火曜日

節分、立春。良い年がやってきますように

この枡は、母の叔母から頂いたもの100年くらいたっています。

毎年、節分の豆まきは欠かせない。年のすべての厄を落として、来るべき新しい春に、希望と健康、そして幸せを願う。特に今年は昨年の大変な出来事をすべて落として、心機一転、よい一年にしたい。腫瘍の外科手術痕も、だいぶ乾いてきて、リハビリも本格的に始まった母。元気になったお祝いもしたい。

いつから始まったのか、この恵方巻き。考えてみるとずいぶん前から我が家ではこの面白い行事をしていた。毎年手作りの巻きずしをがぶりと、食べる。誰が言い出してこれが定着してきたのか不思議ではあるが、楽しいからまあいいか・・・・・
巻きずし、マサバの味噌煮、そして田舎風味噌汁(青梗菜、切り干し大根、しめじ)

今年の中身は、厚焼き玉子、笹かまぼこ、ゆでたエビ、アボカド、紫蘇の葉。
ゆずこしょうでさっぱりいただきました。昨年の夏、庭に出た茗荷の酢漬け。この酢で酢飯にしました。

母は丸かじりができませんから二つに切ってあげました。中身が見えてこの方がいいかもしれません。茗荷の酢漬けも、おともに。


サバの味噌煮をつけて。この味噌煮、母も娘も大好物。久しぶりに”マサバ”が手に入ったので、数日前にも作ったばかりでしたが、またまた食卓に登場。長ネギも一緒に煮て、おいしい味噌煮ができました。



杖なしでしっかりと立ち玄関で大きな声で母も豆まき。嫌なことがたくさんあった昨年。大きな声で、鬼は外!!!と楽しい夕べになりました。



我が家の王子様も鬼のお面に興味津々。いい子になれますように!王子様の厄も落とせたことを祈ります。



まだ寒い毎日ではありますが、立春という言葉を聞くだけで心がほんわりと、しますね。
春らしい緑色のスパゲティ。自家製バジルペーストのジェノベーゼ。自家製セミドライドトマトも加えて、きれいでおいしいスパゲティ。



早く暖かい春が来ますように・・・・・

2012年2月4日土曜日

王子様の誕生日

去年の春に我が家にやってきた猫ちゃん。すっかり家族の一員。母とも仲良しになって、甘やかしてくれることもすっかり承知で、母が何か食べていればおねだり。

人間の食べ物はあまりあげたくないけれど、今日は特別。何故って、満一歳の誕生日。



母の入院に伴う病院通い。その後はまた事前検査、そしてその後のバタバタ騒ぎで、家でじっくりブラッシングをしてあげられなかった。が、ために、毛玉がものすごいことになってしまった。一歳を前にきれいなかっこいいハンサム君にしてあげたかったのだけれど、トリミングがもう無理なくらい毛玉が硬くなってしまって、地道に少しずつ取ってあげるしか方法がない。私のせいでこんなことにしてしまってと、申し訳ない気持ちでいっぱい。

夏になる前にきれいに丸刈りができるように少しずつ、梳いていかないと、である。

ともあれ、ふうちゃんの誕生日にちなんでケーキを焼いた。今回はレモンバターケーキ。

メイヤーレモンの皮のすりおろしを使ってとても風味の軽いケーキです。
デコレーションに、クレムフレッシュとフレッシュクリームのミックス。コアントロと、少しのレモンジュースも加えておいしいクリームをケーキにたっぷり塗りました。



白いふうちゃんに見えるように。。。。

甘ったれムードになると目がグリーンになるこのねこちゃん。緑色のアイシングを目に使い、なかなかかわいいケーキになりました。

今日は特別。ふうちゃんも、クリームをなめさせてもらいました。おいしい、おいしい、ねぇ・・・・


動物保険の会社から誕生日カードをいただきました!
2月2日生まれ。元気に腕白で、でも、ブラッシングのときはいい子になれますように。バースデイウイッシュでした!