アナコンダごときの太い大きなミンチ状の物体が絞り出されてくる。その薄いピンク色の物体はあろうことかファストフードに使われているとの情報。
ミンチにした肉を本来使うべくパテや、ナゲットといったファストフードに、このピンクのスライム物体がボリュームアップに使われているらしい。で、このピンクスライムの内容は恐ろしいことに誰にもわからないくらい肉を取った後の鳥の骨や目玉、ごみとして扱われるべくものが砕かれ、混ぜられ、アンモニアで消毒されて、食品として流通しているという。
すべては個人の選択。食べたい人は食べればいいし、衛生基準をパスしていますと言われればそれも結構。あのピンクスライムを見ても平気な方は自由に個人の食事を楽しめばいい。
私は結構。ここ、日本にいてもあまりひき肉は使わないし、家でフードプロセッサーで、ミンチにしたほうが何倍もおいしいから。安心、衛生的、そして新鮮それが一番重要。
牛肉の塊でなくてもシチュー用とか、焼き肉用、豚肉も焼き肉用を用意してプロセッサーで、細かく粉砕。玉ねぎも大蒜もあっという間に細かく、ペースト状まででも、ちょっとチャンク状にでも好きな状態でスイッチを止められる。
先日久しぶりに手作りハンバーグを作った。母も娘も大好物。
ハンバーグ用のバンも買ってきてファストフードっぽく、でも、手作りのジャンキーミールを楽しんだ。ファストで、プロセスドな食事だから”ジャンク”(ガラクタとか、屑が、語源)などと呼ばれるのであって家で肉から挽いたパテはやはりおいしいと推測。私はファストフードのハンバーガーを食べたことがない。食べる気にもならないであろう。ましてや今回のこの騒ぎ。
簡単フィッシュパイを添えました。 |
話のついでにこの添えた、フィッシュパイ。本来は鮭、タラ、ハドック(タラの一種)などの魚を一口大に切って、味を漬けたりあらかじめソテーしたものに、ジャガイモをつぶしてマッシュしたものを載せてオーブンで焼くイギリスの伝統的家庭料理です。これをポーチした、鮭に、ゆでたジャガイモ、ハーブドクリームチーズを和えたものを載せ、焼いたものです。
フィッシュついでに、フィッシュケーキ、これも、イギリスの家庭料理。我が家ではよく登場。鮭のコロッケみたいなものでしょうか。
衣に、パルメザンを混ぜたり、パセリを加えたりと、バラエティは豊富です。
子供の時に母がどこかで覚えてきたオーロラソース。ただのマヨネーズだけでない味の深さに感動したものです。今回はそのオーロラソースをかけてあげました。母も懐かしがっておいしいと食べました。かぼちゃのスープを添えて。
ハンバーグのあまりを崩しトマトソース風にしたものも作った。野菜ももちろんたくさん入れて、ニンジン、セロリ、玉ねぎ、御三家は必須。マシュルーム、セミドライドトマトなども加えて、これをスパゲティと合える。
最後にほんの少し残ったソースは即席コッテージパイ風(羊の肉ではなかったけれど)ゆでたジャガイモを載せて、一番下にはゆでてクレムフレッシュとディジョンマスタード、ハーブソルトで和えたマカロニをしいて、残ったソース、ジャガイモ、少々のパルメザンを載せて焼いたもの。
ハンバーグ、ソース、おいしく経済的に数回楽しめました。
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